映像撮影した翌日に編集して公開までやる「爆速リリース」のためにやったこと【制作日記】

映像つくり

CGCハードエンデューロ選手権 2018最終戦「信州大町」の映像を作りました。

今回のテーマ「爆速リリース」チャレンジ

具体的には、翌日リリースを目標に設定して作業しました。

箕輪編集室の映像クリエイター・タカオミ氏も「映像のリリース速度は、映像の効果を最大化する上での一つの重要なパラメーターである」と言っていたのが印象的です。

ただ、映像のリリース速度を重視すると、切り捨てるべき作業が多く発生します。

  • After Effectsを連携させたエフェクト効果やトランジション効果
  • シネマライクなカラーグレーディング
  • シネマライクな環境音の演出
  • 効果音とキャプションを多用したYouTuberっぽい演出
  • Bロール(本編に挿し込む、ストーリーの演出を行うためのサブ的なイメージ映像)

これらの作業はスキマ時間では到底やってる時間が無いので、最初から「やらないぞ…やらないぞ…」と割り切りました。

また、イベント最中のSNSでの実況や、イベント後の余韻が残ってSNSが活性化しているうちにリリースすると、拡散力や映像の浸透力が上がると見込み、「リリース速度による拡散と演出」>「クオリティによる拡散と演出」に方針を定めました。

爆速リリースのために準備したこと

絵コンテを切っておく

CROSS MISSIONの映像で導入した絵コンテを今回も導入。

ただし、今回のCGC信州大町は直前で撮影に参加することを決めたので、しっかりしたコンテを準備しておく時間がなく、移動中のハイエースでPremiere Pro上でBGMとカット割りだけ決めておきました。

絵コンテほどカッチリした指示書にはなりませんでしたが、それでも撮影中に「あ、あのカット撮っておいたほうがいいわ」「身内以外の●●さんのシーンも撮っておこう」という判断の軸として大いに役にたちました

第二カメラマンの昆布味と事前に打ち合わせしておく

宿のバンガローについてから、第二カメラマンをお願いする昆布味と事前の打ち合わせをしておきました。

酒を飲みながらですが「広大なレースフィールドのどのセクションで、どういう映像を狙ってほしいのか」という認識のすり合わせが目的。

おかげで狙った映像がしっかり撮れていて演出に時間をかけられない中でも、レースの迫力や楽しさを感じてもらうことができた映像が残せたと思います。

映像中のライディング映像の7割くらいは、ほとんど昆布味が撮影したものです。

撮影後すぐに作業に取り掛かる

撮影で山の中を歩き回って、集中してカメラの操作をして疲れますが、休んでいる暇はありません。

今回の機材は、カメラ4台+音声収録用のレコーダーが1台。

  • メインカメラ|α7ⅲ
  • サブカメラ|GH4
  • ドローン|MavicAir
  • アクションカム|GoPro
  • レコーダー|ZOOM H1n

合計でSDカードが5枚あったので、10/28のレース終了後すぐにMacBook Proにバックアップを開始しました。

同時に、Premiere Pro CCで映像の基本設定とかBGMの選出、配置は終わらせておきます。

全データのバックアップが完了後、帰りの車中で200本弱の映像と音声データのチェックと選定までを完了させます。

翌日10/29は、本業のスキマ時間(電車移動中や待ち時間)に仮編集を進めておき、実際に映像を配置してのチェック、BGMの再選定を行います。

夕方に自宅に帰宅後、本編集とナレーション収録を行い、23:59までにリリースの段取り。

映像のストーリーテーリングのためにナレーションを使う

  • 既存のクリップをつなげて演出だけでストーリーを構築したり
  • もしくはキャプション(字幕)だけで映像の状況説明をしたり

ありものの素材と編集作業(ポスプロ)だけでストーリーテーリングを組み立てる時間は到底無いので、ナレーションを導入しました。

撮影から編集、演出まで一人何役やるねん状態ですし、僕もナレーション役なんてしたことないので、ぶっちゃけやってる本人が一番恥ずかしいです。

ただ、やらねばならないんです。

CGCって何だろう?なんか楽しそうなイベントだ

ハードエンデューロって何?林道ライダーでも出れるのかな?

って人が、身内のチームメンバーがガレ場やウッズでイゴってるだけの映像を見ていても、「なんか楽しそう!」ってだけで、それ以上の情報を伝えられないんです。

僕を知ってる人からすると「あいつナレーションやってんのか(笑)」って笑われるかもしれないですが、それでも「爆速リリースのために一番手っ取り早く」「一番的確にファクト(事実情報)を伝えることができる」のがナレーションなので、別にいいです。

絶賛「やったこ無いことチャレンジ月間」の真っ最中なのです。

ナレーターの知り合いもいないですし、フリーのナレーターを雇う予算もありません。

もし「ナレーションの練習したい!」って方がいたら、次回のナレーションをお願いしたいので連絡ください。

一緒に映像つくりましょう!

ドローン映像は音声を別撮りする

ドローンの映像って、音声収録できないんです。

当たり前っちゃ当たり前ですが、マイクがドローンに装備されていたとしてもプロペラの音がうるさいのと、そもそも飛行しているので音が拾えないっていう。

そのため、「チャレンジヒルを一気に登り切るライダー達の魂のフルスロットルと2ストロークのけたたましい排気音」を、ICレコーダーで別撮りしておいて、編集時にドローンの映像と同期させました。

今までのドローン映像はメインカメラで収録していた別シーンの音声を持ってきていましたが、ドンピシャではまることは無く、なおかつ別カメラの映像データをなんどもチェックして音声データを抜いてくるのは時間がかかりすぎるので、レコーダーで高音質録音に切り替えました。

音声収録周りの知識が全然ないので、だれか詳しい人いたら教えてください〜。

次回へ活かすこと

一人で3台のカメラオペレーションは難しい

ドローンはとにかく安全に気をつけてフライトする必要があるので、撮影時はめちゃくちゃ集中する必要があります。

すると、メインカメラやらGoProやら一脚やらの荷物の管理までリソースが足りなくなります。

ドローンは飛ばさないにしても、メインカメラ+レコーダー+GoProで機材が3つもあると、オペレーションがパンクするのを実感しました。(途中でレコーダーを紛失したし…)

撮りたい映像は欲張らず無理せず、もしサブカメラ運用が必要なら、第2カメラマンをお願いするなど、もっと役割分担しようと思います。

リリース前の映像チェックちゃんとやる

映像を見てお気づきの方も多いと思いますが、OPのタイトルが脱字しています。

リリース速度重視とはいえ、ミスっちゃいけない凡ミスなので、悔しいです。

以後、「プレビューでOKでも、2回以上書き出してチェックしろ」をルール化します。

次回は当日に映像をリリースする「光速リリース」にチャレンジしてみてもいいかもしれません。

また思いついたら追記します。

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